ばね指（弾発指）
ばね指は、指の屈筋腱に起きる腱鞘炎の1つで、指の曲げ伸ばしの際に滑らかにに動かせず、途中からバネに弾かれたように「カクッ」と動いてしまいます。「ポコッ」という音がすることもあります。
一番多く起きる指は親指ですが、他の指でも起こります。そして指の付け根で起こる場合には痛みや腫れ、熱感を伴います。悪化してしまうと指が動かせない状態になります。関節で起こる場合はわりと軽度ですみますが注意は必要です。
ばね指には、パソコンやゲームなど長時間やっていたり、スポーツや仕事で指先を動かす時に同じ動作を繰り返し、指を酷使してしまうとなりやすくなります。またケガによることも多いです。
また、老化が原因と見られるケースもあります。年齢とともに基礎体力が衰えてきて、指についても曲げ伸ばしが出来にくくなるにつれてばね指になりやすいようです。
痛みや腫れ、発熱がある場合は、治療する必要があります。治療としてはテーピングして、指を固定し動かさないようにします。さらに薬の処方や痛みが強ければ注射で緩和し、それでもばね指の症状が改善しないときには手術を行うこともあります。
ばね指の予防のためには、普段の生活で指を使いすぎないようにし（酷使しないように）、使ったら休ませるなどすることが大切です。スポーツの前後には指や手首などをストレッチして腱を伸ばすことも役立ちます。高齢の方は指まわりの適度な運動を心がけてください。
手の指の関節が痛い・腫れる・太くなる症状と治し方の情報を紹介！
スポンサードリンク
スポンサードリンク